kohya_lora_guiでLoraを自作する

今回の内容

全2回シリーズ【kohya_lora_guiでLoraを自作しよう!】の第2回です

kohya_lora_guiでLoraを自作する方法を紹介します

Stable DiffusionにTaggerを追加する

Stable Diffusionを起動します
Extensionsタブ→Install from URLタブ→以下のURLを入力→Installをクリック

taggerがインストールされているのを確認したらApply and restart UIをクリック

学習用画像にタグをつける

Taggerタブ→Batch from directory

学習画像を格納したフォルダを右クリックしてパスをコピー

パスを貼りつける(パスの前後の「"c:」と「"」は不要なので削除する)

パスを確認
→InterrogatorがWD14moat tagger v2になっているか確認
→Additional tagsにトリガーワードにしたい文字を入力
→Min tag fraction in batch and interrogationsの値が0にする
→「Interrogate」をクリック

しばらくするとタグ付けが終わり右側にこのように表示されます

Stable Diffusionを閉じます

kohya_lora_guiでLoraを作成する

kohya_lora_gui.exeを起動します
プリセットの読み込みをクリック

前回ダウンロードしたプリセットから選びます
今回はSDXL汎用プリセットを選択しました

学習元モデルを選択(今回はsd_xl_base1.0.safetensors)を選択
※学習モデルはstable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion下にあるものを選択できますが、stable-diffusion-webuiが日本語を含むフォルダ下にある場合はうまく選択できないことがあります。その場合はどこか日本語を含まないフォルダにモデルを移動またはコピーしてそれを選択してください。

教師画像フォルダを選択(今回はtrainingフォルダ)を選択
※教師画像フォルダは画像を格納したフォルダ(今回だと4_sample)ではなくその1つ上のフォルダ(今回はtrainingフォルダ)になります。

エポック/ステップの数字を右下のbatch相当(目安)を見ながら調整
※batch相当(目安)が3000ぐらいになるように調整します(今回は17にしました)

出力ファイル名を入力(今回はfugakuにしました)

出力フォルダを選択(今回はstable-diffusion-webui/models/Loraにしました)
※これも日本語を含むフォルダの下にあるとうまくいきません。その場合はどこか日本語を含まないフォルダを作成してそれを選択してください。

すべての選択と入力を終えたら開始をクリック

ターミナルが立ち上がって学習がはじまります
とても時間がかかるので気長に待ちます

学習が完了すると出力先フォルダにLoraファイルが出力されます
(今回はfugaku.safetensorsというファイル名で出力されました)

実際にLoraを使ってみる

今回作成したLoraで6枚ほど生成してみました
まあまあ富嶽三十六景っぽいですね
もう少し工夫すればさらに良くなりそうです

今回は以上です

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